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  • 執筆者の写真T sakurako

IT気になるニュース(Azure)


AIのクラウドサービスを利用してカルビーが社内でアプリの試作版を作成したことが記事になっていました。単純に、このアプリの利用方法自体が面白いと感じたのもあり、ここで紹介しようと思います。


 

AI活用するにしてもまず活用のためのデータをどう集めるかという問題があります。

パッケージを折って写真を撮ることで応募できる というのはとても面白いアイデアだなとと思いました。


こういった食品になにかしらの特典が得られるもの付属しているとき、メーカー側が想定していない方法で特典を取得しようとする ということが発生しがちだと思っています。

購入せずに応募だけする・購入しても消費せずに応募する、などなど。


その点この方法なら少なくとも応募してくる人は

パッケージを折りたためる=購入して、食べきっている人 であることが明らかです。

これはこれまでのハガキ応募でもわからなかったことでしょう。

また、折りたたむことでゴミのかさを減らすこともできるという利点まであります。


このアプリのプロトタイプは社内で作られたそうです。

利用したのはマイクロソフト社のAzure Cognitive Services

調べてみると画像認識(視覚)だけでなく、音声・言語・検索・決定といったさまざまなジャンルをカバーするもののようです。



私も画像から人間の顔だけを検出するアプリを勉強で作成したことがあります。

それはAzureではありませんでしたが、私のようなIT業界自体初心者でもそんなものが作れるわけですから、今の時代こういったことは何ら特別ではないことはなんとなく理解できます。


IT企業ではないメーカー自身が自力でAIを活用したサービスを作ることができる、というのは、予算関係の利点ももちろんですが、メーカーが消費者とのインターフェースを作ることに直接関われるという利点もあると思います。


技術・知識を持っている者がそれを広く共有できるようにする、というのは今のITではとても浸透していますが、AIの技術も例に漏れないものなのだと今更ながら再認識しました。


そういえば次期Windowsの発表は今日でしたね。UI周りの大きなアップデートが予想されているようですが、Windows10になった時のUI変更で戸惑いが結構あったのを思い出します。今回はどうなんでしょうね。




余談ですが、この記事にもある、折るとクローバーの絵ができるというのもいいアイデアだと思いました。


私がそうなのですが、お菓子を食べた後手持ち無沙汰に包み紙で折り紙のようなことをしたことがある人はいると思います。

誰かと食べているなら雑談のついでにでも、極小の折り鶴を折ってみたりなど。


この「折りパケ運動」はそれと同じような楽しさがあると思います。

お菓子の包み紙での折り紙で「楽しみ」といっても手すさびぐらいのことではありますが、その延長で受け入れられやすいのではないかと。

記事: Blog2_Post
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