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  • 執筆者の写真T sakurako

IT気になるニュース(漫画とAI系)

今回は漫画に関連するAI技術のニュースを集めてみました。

私は本は紙派(液晶がまぶしくて辛い・どこまで読んだかなどを残ページの厚さやセリフ、文章の位置で覚えるから)なので知らないトピックがいろいろありました。



 


私は漫画は紙派かつパソコンを結構利用するので、スマホで漫画をどう読むかということについては疎かったのでちょっと驚きました。

一話だけでコマなんてたくさんあるわけですから、AIで自動化できればかなり効率が上がりますよね。

こういったところにもAI自動化の需要があるとは考えませんでした。

ある意味漫画のレスポンシブデザインですね。


個人的な肌感覚として、10~7年前までいわゆる「縦長漫画」がネット上に多かった印象があります。


あれはパソコンでスクロールして見るのに特化したデザインだったと思います。

(あと、コマ割りの仕方が分からなくても簡単に漫画が描けるのでアマチュア絵描きが愛用していた印象)

スマホでネットを見る人が増えたことにより、縦長だと細長い画像を拡大して見ることになる・SNSの画像投稿機能と相性が悪いなど不便があって減っていった…

というようように考えていたのですが、現在は商業方面でかなり進んでいるようですね。






どういったニーズなのだろうと思ったのですが、こちらのより詳しい記事によれば海外向けのフルカラー化のものだったようです。



着色って楽しいんですけど、手間がものすごいんですよね…。フルカラー、しかももともと白黒のものとなるとまた別の技術が必要になるはずですから、時間短縮のための技術が必要とされるのもわかります。


デジタル作画かつ電子で読むのがもっと主流になれば、(つまり印刷前提でなくなれば)そもそも白黒→フルカラー化という流れもなく、個人で自動着色してフルカラーで出す、がスタンダードになっていくんでしょうかね。







画像からテキストを検出して翻訳するツールを漫画翻訳に特化させた感じですね。

一から全部翻訳するよりも早く済んで、しかも違和感があったりすれば手動で修正もできるサービスのようです。

これは吹き出しの中身を白紙にしてその上に翻訳文を載せている感じですかね。

吹き出しから飛び出す感じの演出がしてある場合はどうなるのでしょう?そこは吹き出し外のテキストと同じようにするしかないかもしれませんね。


外国のコンテンツを好きになると辛いのが、いつ自分がわかる言語版が見られるかというところだと思っています。

今だと有志の翻訳のほうが早いなんてこともありますから、こういうツールでチームでの迅速な作業がもっと簡単にできるようになれば

大事なセリフの翻訳に力を入れつつ多言語版をもっと早く出すことができるようになるかもしれません。


漫画の翻訳だと、最近なら鬼滅の刃のセリフについての話題を見ました。



この"set your heart ablaze."という翻訳、実はもとはファンによるもので、映画で公式に逆輸入されたようです。

(正確なソースはないのですが、少なくとも去年の2月ごろには既に"set your heart ablaze"と書かれた画像が存在していました。)

調べてみるとちょこちょこ、公式の翻訳がファンによるものより劣悲しみ劣るのは悲しいという声がありました。

海賊版防止という点でもクオリティアップという点でも、こういったツールに期待したいです。



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